2022年9月より日本医学会の出生前検査等認証制度運営委員会による認証が始まり、
当院はNIPTの暫定連携施設として、NIPT検査を取り扱っておりましたが、
2023年4月からはNIPTの連携施設と
なります。
NIPT が受検の選択肢となる妊婦は、従来本検査の対象となる疾患の発生頻度が高くなる以下の状態とされます。
①35歳以上の妊婦
②胎児超音波検査で胎児に染色体数的異常を有する可能性が示唆された妊婦
③染色体数的異常を有する児を妊娠した既往のある妊婦
④両親のいずれかが均衡型ロバートソン転座を有していて、胎児が13トリソミーまたは
21トリソミーとなる可能性が高い妊婦
⑤母体血清マーカー検査で、胎児に染色体数的異常を有する可能性が示唆された妊婦
ただし、上記以外の場合でも、
胎児の染色体数的異常に対する不安が解消されない妊婦については、十分な情報提供や支援を行った上で
NIPT検査を受けていただくことが可能です。
(すなわち、たとえば35歳未満の妊婦でも不安が強い妊婦さんは、十分な説明をお受けいただいた上で、
NIPT検査をお受けいただくことができます。)
また、当院は臨床遺伝専門医が在籍していますので、NIPTが判定保留や陽性であった場合の対応についても、当院で遺伝カウンセリングをお受けいただいた
上で、当院で羊水検査等の対応をしていただくことが可能となりました。
NIPTを含めた出生前検査をご希望される患者さんについては、外来でご相談いただくか、
お問い合わせ
からご連絡してください。
(NIPTを含めた出生前検査については、ご夫婦に遺伝カウンセリングの上
検査をさせていただいておりますので、完全予約制とさせていただいております。)
また、他院に通院中の方でも適応があればNIPT検査をお受けできます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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